院長挨拶
病院紹介
外来のご案内
診療科担当表 休診のご案内
入院のご案内
お見舞いの方へ
健康診断をご希望の方へ
交通のご案内
お問い合わせ先
調達情報
情報公開
バリアフリー情報
診療実績・臨床指標
個人情報保護方針
健康管理センター
訪問看護ステーション

心臓リハビリ外来

心臓リハビリテーションとは、心血管病を有する患者さんに対して、運動療法を中心に、薬物療法、食事療法、カウンセリングなどを包括的に行うプログラムのことです。具体的には「医学的な評価、運動処方、冠危険因子の是正、教育およびカウンセリングからなる長期的で包括的なプログラムである。このプログラムは、個々の患者の心疾患に基づく身体的・精神的影響をできるだけ軽減し、突然死や再梗塞のリスクを是正し、症状を調整し、動脈硬化の過程を抑制あるいは逆転させ、心理社会的ならびに職業的な状況を改善することを目的とする。」(Wenger NK. et.al 1995 AHCPR)と言われています。

心臓リハビリテーション外来

日 程: 月曜 9時~12時 要予約
1F 内科外来にて
担当医: 循環器内科:和田 攻(心臓リハビリテーション指導医・健康スポーツ医)
▲このページの先頭に戻る

心臓リハビリテーションを実施すると

心筋梗塞の場合、心リハをしなかった方々の生存率は、予測された生存率をはるかに下回りますが(右図)、実施した方々は、生存率が予測値と一致します。(下図)
yogo これを達成するために、運動療法以外に患者教育、食事療法、生活指導、服薬指導、社会心理サポートなどを患者さんに提供することが必要で、医師、看護師、理学療法士、管理栄養士、薬剤師、臨床心理士など多職種がかかわります(包括的心臓リハビリと呼びます)。その主な目標は高血圧や糖尿病および脂質異常症などの冠危険因子の是正ばかりでなく、運動耐容能や日常生活質の向上、うつ、不安の解消であり、医学的な評価を行いながらすすめていきます。
▲このページの先頭に戻る

対象疾患

急性心筋梗塞、狭心症、開心術後、大血管疾患(大動脈解離、大血管術後)
慢性心不全、末梢性下肢閉塞性動脈硬化症 など
▲このページの先頭に戻る

心臓リハビリテーションの流れ

心リハの時期は疾患の発症後1から2週間の急性期、約1か月から3か月間の回復期、その後、生涯にわたって行われる維持期に分かれます。保険診療が適応されるのはリハビリ開始から3~5か月間です。
nagare
▲このページの先頭に戻る

当院の心臓リハビリの特徴

当院では急性期~維持期にかけて、幅広く心リハを実施しています。また、現在心臓リハビリテーション指導士(心臓リハビリテーション学会認定)が3名おり、内訳は医師1名、理学療法士1名、健康運動指導士1名です。そのほかに専任の看護師2名と共に、質の高い心リハを患者さんに提供したいと日々汗を流しています。
▲このページの先頭に戻る

急性期の治療

急性期からリハビリが推奨される疾患は、急性心筋梗塞・狭心症・心臓手術後・心不全の増悪です。
急性心筋梗塞や狭心症では、カテーテルを用いて閉塞したり狭くなっている冠動脈を広げ、ステントという金属を血管の中におさめることで、血流を再度開通させる治療を行います。
心臓の手術後は、早期に身体機能評価を行い、離床し身の回りのことができるよう運動を行っていきます。
心不全の増悪期には、薬物治療や非侵襲的人工呼吸器を使用しながら行います。
当院は地域の高齢化に伴い、心不全の急性増悪が多く、上記の治療と同時に今までの生活を見直すため、認知機能、併存症として糖尿病、高血圧、高脂血症のチェックを行い、再発の予防に努めています。
▲このページの先頭に戻る

回復期の治療

発症1週間から2週間経過すると病状も落ち着き病棟の中も安全に歩行ができるようになり、回復期リハビリテーションが始まります。当院では急性心筋梗塞に対してカテーテルを用いた急性期治療は行っていませんが、他の医療機関で急性期治療を終えた患者さんを積極的に受け入れ回復期リハビリを以下のように行っています。
まず、運動負荷試験を行い、患者さんがどれだけ運動ができるのか、運動中に危険なことが起きないかをチェックします。この運動負荷試験から、個々の患者さんごとに運動の方法、運動の強度、持続時間、頻度などを求め、これに基づき患者さんに適切な運動を行っていただきます。(右図は当院運動負荷試験実績)

79bfa1a2e74b71e70ad03d61d02ae6f2
一般に、心肺運動負荷試験の結果に基づき運動を行い、種々の生活指導を受けた方は、負荷試験を行わなかった方よりも6か月後に心血管イベント(冠動脈の再狭窄や心原性ショック、新規病変)が多かったということが示されています。

kyoiku
【安達 仁、他、心臓リハビリテーション.2003;8:136-9】
下表はリハビリ室での運動療法の内容を示したものです。ここで運動の主運動として有酸素運動を行いますが、これは先ほどの運動負荷試験によって求められるものです。ATポイント(嫌気性代謝閾値)とは、運動筋である足に疲労物質である乳酸がたまる直前の運動量で、「ややきつい」という自覚症状が現れる程度の運動レベルです。この運動レベルで行えば、不整脈や急激な血圧上昇は起きにくく安全に運動が継続でき、持久力もつきやすいことが知られています。下肢筋力の低下が目立つときは筋力トレーニングなどの抵抗運動も追加して行います。

32fa73fb60570b4101f2819ef930052c
▲このページの先頭に戻る

維持期の治療

医療保険が適応されるリハビリ期間は開始後から回復期までの5?月間であり、それ以降は、自宅、健康運動施設などで運動療法を継続することがすすめられています。しかし、通院している方は高齢者が多いこと、病院の近隣には循環器疾患に対して運動指導をする施設がないことから、維持期の心リハは継続がなかなか困難です。運動療法を継続できず、せっかく改善した持久力や日常生活の活動性、脂質、血糖コントロールなどがもとに戻ってしまうという方もみうけられます。この解決策の一つとして、平成24年1月から、当院に併設されている運動指導室で維持期の心リハを行っています。
運動指導室では、慢性の心疾患患者を対象に集団で週1回運動を行い、主運動であるインターバル歩行、リズム運動、ボール運動のいずれかと自重を用いた下肢筋力トレーニング・バランス運動・ストレッチを毎回実践しています。その指導は心臓リハビリテーション指導士の資格を有する健康運動指導士が行っています。

6lqcqu9d
運動療法の効果は回復期にあがりやすいのですが、維持期においても半年間、下肢筋力訓練を併用した多種目の運動療法を行うことで筋力が増加し、日常生活レベルの運動耐容能が向上することがわかりました。(発表)
今後は個別メニューも作成しながら、筋力トレーニングと有酸素運動をとりいれた安全で効果的な楽しい心リハを展開していきたいと考えています。
心臓病を持っておられ、もう少し元気になりたいと思っておられる方は是非ご相談いただければ幸いです。
▲このページの先頭に戻る

学会・研究会発表実績

● 坂井俊介
「心臓手術後の回復期リハビリテーション中に身体機能評価が重要であった高齢心不全 の1例」 
第18回日本心臓リハビリテーション学会(大宮市) 2012年7月15日

● 和田 攻
心肺運動負荷試験CPXの実演と解釈」
第4回富山心臓リハビリテーション研究会  2013年5月10日

●和田千恵子
「慢性期心疾患患者における下肢筋力強化訓練法を併用した運動療法の効果」
第19回日本心臓リハビリテーション学会(仙台市) 2013年7月13日

staff
▲このページの先頭に戻る

お問い合わせ

JCHO高岡ふしき病院 循環器外来 まで
TEL 0766-44-1181 内線 145
▲このページの先頭に戻る
PageTop