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特定健診・特定保健指導
特定健診は腹囲を始めとして、空腹時血糖やHbA1C、中性脂肪、HDLコレステロール、血圧の測定を行い、保健指導対象者を選んで階層化する手順で進められます。特定保健指導としては、健康な人も含め、健診者全員に「情報提供」が行われ、メタボリックシンドローム予備群で生活習慣改善の必要性が高い人には、生活習慣を振り返って行動目標を立てる「動機づけ支援」を、メタボリックシンドロームと判定された人には、行動目標の達成を支援し確実な行動変容を目指す「積極的支援」を行います。
当センターは特定健康審査・特定保健指導であなたの健康づくりをサポートします。
☆ 40歳~74歳の全ての方が対象です。
☆ 加入されている各医療保険者が設置主体となって実施します。
医療保険者からの通知や広告などに注意して、忘れずに受診しましょう。
特定保健指導の流れ
- 予約
特定健診の結果から特定保健指導の基準に該当される方には、保険者より「特定保健指導利用券」がお手元に届きます。
届きましたらお電話にて予約をして下さい。
※利用券には有効期限があります。ご注意ください。
特定保健指導は無料でお受けいただけますが、一部自己負担金が発生する場合もあります。詳細は保険者にお問い合わせ下さい。 - 初回面接
保健師による個別面接を実施します。 - 継続的な支援
保健師が面接・メール・手紙・電話にて特定保健指導の期間中に支援を実施します。 - 最終支援
初回面接から3~6ヶ月後に面接・メール・手紙・電話による最終支援を実施します。
場所:2階 健康管理センター 健康相談室
(事業所単位で申し込まれる場合、保健師が直接事業所へ伺う訪問指導もあります。詳細については一度お問い合わせください。)
実施日:平日の午後13:00~16:00(予約制)
平日の午前 又は、第2・4土曜日の午前にご希望の場合はご相談下さい。
よくあるご質問
Q1.メタボリックシンドロームとは?
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓脂肪が多い状態に、高血糖・高血圧・脂質異常(高中性脂肪・低HDLコレステロール)いずれか2つ以上を持っている状態をいいます。
この状態を放っておくと、心筋梗塞や脳血管疾患(脳卒中)などのリスクが高くなります。
Q2.メタボリックシンドロームで合併しやすい病気は?
合併しやすい病気には、高尿酸血症、逆流性食道炎、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群 などがあります。睡眠時無呼吸症候群に関して詳しくは、睡眠外来のページをご覧下さい。
Q3.特定保健指導とは?
生活習慣病、とりわけメタボリックシンドロームに着目した保健指導です。
特定健診によって生活習慣の改善のための支援が必要な方は、リスクに応じて特定保健指導が受けられます。
当院では、医師・保健師・管理栄養士などによる専門的な指導を行います。対象者の方それぞれに応じた、生活改善方法をアドバイスし一緒に考えます。
Q4.保健指導対象者はどのように判定されるの?
肥満体型の人で(腹囲またはBMI(注1)で判断されます)、さらに検査結果で血糖、脂質、血圧が高めの人が対象となります。下の図を見て、チェックをしてみて下さい。