診療・各部門
栄養管理室では、糖尿病、高脂血症、高血圧症などの生活習慣病で通院中の方に、管理栄養士による各種栄養指導・相談を行っています。ご希望の方は外来の主治医、看護師にお聞きください。
栄養指導・相談の内容
1.外来個人指導 午前/午後 予約制 (所要時間 初回30分以上 2回目以降20分以上)
管理栄養士による栄養指導や食事相談を行っています。(外来の診察や、血液検査の結果が出るまでの待ち時間を利用できます。)
対象の病気:
糖尿病(1型・2型)、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)、心臓病、肝臓病(C型肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変、脂肪肝)、慢性腎臓病(慢性腎炎・ネフローゼ症候群・糖尿病性腎症)、 潰瘍性大腸炎(低残渣食)など
2.生活習慣病改善プラン 予約制 4ヶ月コース
糖尿病・高血圧・脂質代謝異常の患者さんに対し、看護師による生活相談、管理栄養士の食事相談、健康運動指導士による運動指導を行うなど、生活改善プログラムを元にチーム指導で実績をあげています。
3.糖尿病よろず相談会 糖尿病専門医と糖尿病支援チームによる集団指導
毎週、専門医や栄養管理士を含む糖尿病支援チームの各スタッフがわかりやすくご説明します。
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4.糖尿病教育入院
糖尿病治療に悪影響を及ぼす過食、飲酒、運動不足などの生活習慣を改善するため、食事療法、運動療法を1~2週間の入院期間中に経験し、家庭でも応用していただきます。
5.カーボカウンティング
食事中の炭水化物量を把握し、それに見合ったインスリン量を調整する方法で
糖尿病の新しい治療法として注目されています。炭水化物摂取時の血糖上昇速度と、近年使用可能となった超速効型インスリンの作用時間がうまく適合することから、特に1型糖尿病患者様に適した食事療法として糖尿病専門医と相談の上、採り入れております。
6.糖尿病患者会
「万葉友の会」と称し、糖尿病の治療や合併症の予防に関する知識の普及と向上、会員相互の親睦のため年間を通して多彩な行事を計画しております。栄養課はその中で行われる食事会や調理実習のお手伝いをしています。
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7.手作り行事食
入院患者様には制限された治療食はもちろん重要ですが、毎月1回、調理師による行事食や手作りおやつを提供しております。手作りカードにメッセージを添えて、目と口で患者様に楽しんでいただいています。お礼の手紙を下膳時にのせてこられる方もおられ、栄養管理室職員の励みにもなっています。