地域連携室

地域連携室では、通院時・入院時・入院中・退院時のそれぞれの場面で患者さんに関わり、患者さんと医療との橋渡しを行っています。それらにより患者さんや家族の皆様が円滑に病院受診でき、また病院から自宅や各施設等の療養先に移ることができるように支援します。
連携室は主に以下の3つの部門に分けられます。

病診連携部門

 当院と地域の開業医、病院、介護施設等との連絡を取り、患者様の円滑な検査や入退院のお手伝いをします。また、地域包括支援センターや地域介護支援事業所との連携で入院される患者様にも対応します。

当院で可能な検査

① MRI ⑥ 各種内視鏡検査機器
② CT(マルチスライスCT) ⑦ DEXA(骨塩定量測定)
③ 腹部エコー ⑧ PSG (睡眠時無呼吸症候群)
④ 心エコー/ホルター心電図   /トレッドミル ⑨ PWV/ABI  (脈波図・心機図・ポリグラフ検査)
⑤ 心臓カテーテル   /各種血管造影検査機器 ⑩ 乳房エコー/マンモグラフィー

①②⑩は直接放射線部(44-1181内線260)までご連絡下さい。

各種検査・入院

  • 睡眠時無呼吸症候群
    検査:1泊2日 治療:5泊6日
  • 糖尿病
    教育:1週間コース / 2週間コース
  • 胃瘻造設
    手術:3泊4日コース/2週間コース
  • 大腿頚部骨折
    リハビリ:4~8週間
  • 脳卒中
    リハビリ:4~8週間
  • レスパイト入院
    在宅療養患者様の一時入院:適宜
  • 転倒予防
    教育:日帰り
  • ピロリ菌
    検査・除菌:日帰り

医療福祉相談部門

 患者、家族の方々からのご質問、ご要望等に幅広く対応します。介護保険サービス利用や社会福祉制度の案内、また、経済的問題や退院援助等の相談を行い、ご要望に添えるよう病院内外の調整を図ります。

医療福祉相談

  • 医療費、生活費の心配事
  • 退院後の職場復帰についての心配事
  • 介護が必要な状態になった時に、利用できる制度が知りたい 等
    それぞれの方に必要な制度や社会資源の情報をご紹介させていただきながら、患者様・ご家族様が安心して療養生活を送られるよう、お手伝いいたします。

退院支援

  • 「家族だけでは自宅で介護は難しい。どうしたらいいの?」
  • 「住宅改修や福祉機器が必要だが、何を準備したらいいかわからない」 等

退院後の生活に不安や心配をお持ちの患者様には、入院中から病棟スタッフと協力して退院準備のお手伝いをいたします。

  • ご相談の内容等プライバシーに関わる情報の取り扱いには十分に配慮いたします。どうぞ安心して、ご相談ください。
  • 医療・福祉関係者の皆様と十分な連携をとり、患者様によりよい医療を提供していきたいと思っております。どうぞ地域医療連携室をご活用ください。
  • ご用の際は、お近くのスタッフにお申し付けください。

訪問診療部門

 当院に通院中、または退院された患者さんが、ご自宅で安心して療養できるようにお手伝いします。当院では、在宅療養されている皆様へ医療保険による訪問診療を行っています。

対象患者様

  1. 外来通院が困難な方
  2. 医療器具を装着しており、管理が必要な方
  3. 寝たきりおよび寝たきりに準ずる方(退院後の生活に不安の大きい方)
  4. 療養指導や介護方法の指導を必要とする方

訪問診療の内容

  1. 訪問診察、医療処置 (床ずれの処置、在宅酸素、胃ろう・経管栄養・気管切開部・尿道カテーテルの管理など)
  2. 訪問リハビリ、介護指導、生活指導
  3. 管理栄養士による栄養指導、管理
  4. 薬剤師による服薬指導、服薬状況や副作用のチェック

訪問診療の対象地域

主に高岡市北部地域(その他の地域については要相談)

お問い合わせ

☆お気軽にご相談ください
JCHO高岡ふしき病院 地域連携室
TEL 0766-44-1181 (内線:400)
FAX 0766-44-4794
renkei@takaoka.jcho.go.jp