摂食嚥下外来(摂食嚥下機能を維持し改善するための外来です)

診療・各部門

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「食事でむせる」、「飲み込みにくい」「痩せてきた」などの症状でお困りの方はありませんか。これらの症状は、食べ物の通り道になんらかの問題があるために起こる「摂食・嚥下障害」かもしれません。摂食嚥下障害は、自覚がないことが多く見逃されがちで、肺炎(誤嚥性肺炎)を繰り返したり、脱水症や栄養障害を引き起こすことがあります。適切な指導と対応で改善することが可能です。
当院では、食べることでお悩みの方を対象に摂食嚥下外来をスタートさせました。摂食嚥下機能を維持し、改善するための外来です。ここでは、飲み込みの動きを調べる検査や食べ方、調理の工夫などの指導を行っています。是非一度ご相談ください。
*摂食嚥下外来は、予約制になっております。詳しいことはお問い合わせください。

摂食嚥下外来

日 程: 予約にて随時
場 所: 1F 消化器内科外来にて
担当医: 消化器内科:宮元 歩
ご予約: 電話:0766-44-1181 (内線 213)
(月曜日~金曜日 14時~15時におかけ下さい)

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施設・病院関係者方からのご予約・お問い合わせ

地域医療連携室: 月~金曜日 9時~17時
担当: 西村・轟
電話: 0766-44-1181 (内線 400)
FAX: 0766-44-4794

摂食嚥下外来を受診される場合は、
1.地域医療連携室の担当者に、電話連絡後、摂食嚥下(診療情報提供書)をFAXにて送信ください。

2.地域医療連携室より、予約受付票をFAX送信します。

3.外来受診時は、保険証 、診察券、予約受付票をご持参ください。

4.診察終了後、経口維持お取組み実施指示書をお渡しします。

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摂食・嚥下機能検査について

・口腔内の観察    ・・・・口腔内の状況を確認します。
・簡易嚥下機能検査  ・・・・つばの見込み、少量の飲水で嚥下状態を確認します。
・嚥下造影(左下)  ・・・・バリウムで口腔内から咽頭部までの動き観察します。
・嚥下内視鏡(右下)  ・・・・鼻からカメラを入れ、咽頭部の細かな動きを観察します

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医療・介護連携・・・『えんげの会』

当院ではNST(栄養サポートチーム)を中心に

1)高齢者の安定した摂食機能の維持
2)誤嚥性肺炎の予防

を目的とした研修会・症例検討会を開催しています。
以下は今までに開催した『えんげの会』の内容です。

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第1回 摂食・嚥下外来と嚥下機能検査の紹介
(H23年7月27日)
摂食・嚥下外来を中心に嚥下困難な要介護者に対して、当院と介護施設が協力してゆくことを確認しました。

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第2回 当院と介護施設、療養型病院との介護食試食会
(H23年10月19日)
当院と近隣の介護施設、病院から介護食を持ち寄り、嚥下食の名称、内容の統一に向けて議論をおこないました。

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第3回 歯科衛生士による口腔ケアの演習・ 患者体験
(H24年2月8日)
より効果的な口腔ケアについて学習しました。

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第4回 当院理学療法士による排痰・呼吸リハビリ講習会
(H24年10月10日)
誤嚥性肺炎予防のために、必須である排痰・呼吸リハビリについて学びました。

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第5回 研究発表『当院における地域NST連携の取り組み』
症例検討 『在宅ケアが奏功し嚥下機能が改善した1例』
(H25年2月6日)
嚥下外来、えんげの会を通じ介護施設からの誤嚥性肺炎の入院数が減少したため報告しました。

(第50回社会保険医学会。学会賞を受賞)
嚥下機能が改善した症例を嚥下造影で確認、検査の読み方も学習しました。

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